あっちの人のネタ的な何か |
オリトレ・ポケ擬のもうかたっぽ。 LG・FR2・HG(心太)・パール・ルビー・緑のあの人たちのネタ置き場。 たまにナオヤが遊びに来る。 |
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○よくある間違え
「ここの問題解ける人ー。はい、山田君」
「はいっ、おかあさ・・・じゃなかった、先生っ」
どっ
笑いで沸き返る教室。
人生一生に一度はあるかも知れない、小学校で見られる間違え。
てこな「おかあさ・・・じゃなかった、ハルくーん。これボタン取れちゃったのー」
春佳「異議あり!」
ちょっと待てそれはさすがにあんまりだ
てこなは既に何度かある、LGで見られる間違え。
名前は女みたいですが(それを言ったらLG全体が名前的に性別不明すぎる)普通にオスですよ。
○右手で掴めないもの 答え:自分の右手首。
尋海「んで、へこんでるってワケか」
春「別にそういう訳じゃない。っていうか笑い堪えながら聞くな!」
尋「いや、だってよぉ・・・おかあさんはねえよ・・・」
春「行間から笑いが漏れてるぞ。全く、大体なんで僕が母親と間違われなきゃならないんだ。百歩譲ってもせめてお父さんって間違え!」
尋「それも大概どうかと思うぜ。つかおめぇに父親のイメージはねえだろ」
青年の主張。
尋「何やってんだ、それ。縫い物か?」
春「ん、ああ、これか?てこなの鞄のボタンが取れたらしいからな。あと糸がほつれてたからついでに直しておいた」
尋「・・・そこだろ、そこ」
春「は?」
そして実情。無自覚って恐ろしい。
春「ああ、そうだ尋海。明日のゴミ出し貴様の番だから寝坊するなよ。袋は全部まとめて台所にまとめておいたから。あと鳥につつかれないように網の中にちゃんと入れるようにな。それと、喉が渇いたようなら一応冷蔵庫にビール入ってる。一日一本までだからな。あまり飲んでも体に悪いし」
尋「主婦か!」
自分では結構自分って見えないものだ。それにしても、一息で言うな。
○きっかけは、○○
尋「今思うと、いつからこうなったのかねー」
春「いつからって、どういう意味だ?」
尋「一番トレーナーの手を焼かせてた問題児が、今となっちゃ一番皆の為にあくせく動いてるってこった。めんどくさくて性格悪ぃのは今でも変わんねぇけどな」
春「後の方は余計だ。それに、問題児って貴様にだけは言われたくない」
尋「おめぇよりかはなんぼもマシだったぜ。一体どんな心変わりなのかね」
Take1
やっちゃいけない答え
春「・・・まぁ、ゲームシステム上仕方ないだろう?六界がバッジ取るまでデレたら負けだからな」
尋「身も蓋もねぇ!」
トキワで仲間になってざっとセキチクまで。
貰われっこの宿命。
Take2
それなりの答え
春「別に、心変わりとかそういうのじゃない。此処より他に行く宛がないなら、此処で居場所を作らなきゃって気付いただけだ。・・・どんなに待っても足掻いても、あの人が迎えが来る訳じゃない」
尋「・・・まぁな」
成功が約束されたお伽噺みたいにはうまくいかない。それが現実。
“あの人”は、もうずっと遠くに。
春「たったそれだけのことに、随分時間が掛かったものだがな。我ながら」
尋「それだけのことに、どれだけの血が流れたかわかんねぇな・・・俺っちの」
春「時効だろう?それに、貴様だってやり返してきたからお互い様だ」
尋「イマイチ納得できねぇ」
お互い、変わらないのに色々変わった。今って平和だ。
Take3
本当の答え
春「そうだな。あと、もう一つ理由を挙げるなら」
尋「?まだなんかあんのか?」
春「六界の作る料理は、味気なくて食えたもんじゃないからな。早くなんとかしなきゃと思ったら、こんな役回りになってた」
尋「ああー、あれな」
味は精進料理よりは病院食に近い。制限つきの。
尋「あんなんだけど、今になるとたまに食いたくなるから不思議だよな」
春「・・・やめとけ。食べたら食べたでがっかりするだけだ」
尋「だよな、食った瞬間にすっげぇがっかりするんだよな」
三つ子の魂なんとやら。
○最近、ツンデレとして何かおかしい
春「僕は別に家事だのなんだの、好きでやっているわけじゃないんだからな。他の奴がしないから仕方がなくやっているだけだ」
尋「繕い物しながら言ってもまるで説得力ねえな」
春「さてと、完成だ。尋海、ハサミ取ってくれ」
尋「ん、ああ。これな」
春「今日は中々良い出来だな。縫い目も目立たないし、結び目も出てない」
尋「えらく満足そうじゃねえの」
なんだかんだ言いながらも、性に合っているようです。
尋「てゆーか家事がそーとー好きな奴じゃねえと家で糠漬けまでやんねえだろうよ」
春「別に好きで糠床かき混ぜてるわけじゃない。乳酸菌が生きてるから仕方がなくやってるだけだ」
尋「いや、意味わかんねえし」
ヨーグルトの種に牛乳を足してやるのも、乳酸菌が生きているから仕方がないらしい。
○おまけのもうひと波乱
数日後。
ほると「おや珍しいネ、ツルさんがニュース見てるなんて」
乙弥「基本的にスポーツくらいしか見ないであるからな」
尋「いや、女の執念ってのも恐ろしいもんだと思ってなー。婚活で料理教室が繁盛してるんだと」
ほ「まァ、晩婚化晩婚化って騒がれてるんだから良い傾向でない?人間の方々もステータス上げんのに必死ダネ」
乙「いやあ、古い価値観とは言いつつもやっぱり家事の得意な女性ってのに惹かれてしまうものであるよ、男は」
尋「まあ、うちには女子がいてもオンナがいねえのが現状だからな」
ほ「秋菊サンと・・・」
乙「てこな・・・」
ほ「・・・」
乙「・・・・・・」
尋「・・・・・・・・・」
一瞬だけ他の軍が羨ましくなった。多分、その時の気持ちは皆同じだった。
てこな=別次元を斜め上に飛び続けるロリータ
秋菊=変態
ほ「引き合いに出すと怒られそうだけどサ、ハルさんぐらいだよネ。クリアしてんの」
乙「毎食ごとに頭とはらわたを取った煮干の出汁で味噌汁を作るのなんて、今時女性でも中々いないであるからなあ」
尋「口うるせえのは堪らねえけどな。イチイチイチイチ細けえことばっか言いやがってよ」
ほ「そらま、ツルさんにはネ。一部の人以外にゃ結構普通に優しいヨ」
乙「気配りができると言い換えれば気にならないであるよ。それに尋海にはそれくらいが丁度良いと思うである」
ほ「子供の相手すんのも上手いんだよネ。褒める時褒めて、叱る時ちゃんと叱るしサ」
尋「まー確かになー」
乙「理想のお嫁さんである」
カナチ「・・・」
なぁ「・・・」
尋「・・・って、今俺っちらすっげえ虚しい事話してねえか・・・?」
乙「Σきゅ、急に冷静になるなである!」
ほ「それを言っちゃァおしまいっしょー」
一方その頃
春「さてと、これで流し以外は全部掃除終わったな。ああ、カナチ、なぁ。他の奴等はどうしてる?居間か?」
な「んっとねー、テレビみててねー」
カ「お嫁さんに貰うならハルにぃって話してたー」
春「へぇ、そうか・・・って、え!?」
な「はるにぃおよめさんなのー」
春「え・・・?」
カ「ハルにぃすごい寒いぼできてるよ」
そりゃ耳も疑うわ。
文脈って大事だと思います。
【補足説明1】尋海と春佳と六界
春佳が貰われっこだということは再三設定の時点から書いていますが、その経緯と貰われてからの諸々で大分可哀想な感じになりました。
オーキド研究所から引き取られこれから始まる旅に希望を膨らませていたところ、わけのわからないうちに交換に出され、元のトレーナーはそのまま蒸発。新しいトレーナーはトレーナーで何を考えているのかよくわからないガキだし(六界、当時11歳)横にいるカメが事情も知らないくせに突っかかってくる。グレたくもなります。
六界にも尋海にも勿論言い分があるのですが、とりあえず旅に出て暫くは泥沼状態でした。序盤から一緒にいたほるとが諦観を身に付ける程度に。
いずれきちんとまとめたいです。
【補足説明2】尋海の呼称
尋海→たずみ→たず→田鶴→ツルということらしいですが、まどろっこし過ぎて私にもよくわかりません。
人をあだ名で呼ぶのは大体てこなとほるとです。ほぼメンバー全員分用意している上に二人とも共通じゃないのでめんどくさいです。
乙弥がおっさんというのも実はあだ名だったり(イツミ→乙弥→乙→オツ→オツさん→おっさん)。
【補足説明3】カナチとなぁ
ちみっこたち。
なぁは前回のネタにも登場していましたが、カナチは今回初。わんぱくフシギソウ♂で、外見年齢は十歳前後。
種族は違えどなぁとは兄貴分、弟分。仲良しです。